どうして歯が染みるの?知覚過敏について いわまる歯科クリニック鎌ケ谷 IDC
2022年07月15日
こんにちは。
いわまる歯科クリニック鎌ケ谷です。
いわまる歯科クリニック鎌ケ谷のブログでは、歯医者さんでの治療内容について、患者様からご質問を多く受ける内容について、解説しております。
どうして歯が染みるのでしょう⁈
歯科衛生士の吉田です!
今年は梅雨明けも早く急に暑くなり冷たい物が美味しい季節になりました!
そのせいでしょうか?最近メンテナンスに来てくださる患者さんから 歯が染みるんです…という相談を受けることが多くなりました。今日は歯のしみについてお話しします!
虫歯でもないのに冷たい物で歯がしみたり、歯ブラシを当てるとキーンと痛む方いらっしゃるのではないでしょうか?こういった一過性の痛みを『知覚過敏』といいます。
では、なぜ虫歯でもないのにしみてしまうのでしょう?
歯の表面にあるエナメル質は鎧の様にとても硬いです。この内側には象牙質という部分がありここに冷たい物やブラシが触れるとその刺激が神経に伝わり痛みを感じます…この痛みが『知覚過敏』です。
知覚過敏の原因としては、次の様なものがあります。
1、歯肉退縮 加齢と共に少しずつ歯肉がさがります。他に歯ぎしりや食いしばり、ブラシ圧が強いなども歯肉退縮の原因です。
2、噛み合わせの強さ、歯軋り、食いしばり(ブラキシズム、クレンチング)による歯のすり減り。
3、酸の多い食品をとりすぎることで歯が溶けてしまう。(酸蝕歯)
4、ホワイトニングによる一時的な知覚過敏
など原因もさまざまです。
それでは、少しでもしみを軽減するための方法はあるのでしょうか?
対策としては次の様なものが挙げられます。
・丁寧にブラッシングを行いブラシ圧を強くしない。
・フッ素入りの歯磨き粉や知覚過敏専用の歯磨き粉をしようしてみる。
・酸の多い飲食をひかえる。
・痛みを感じる管をお薬を塗布し封鎖する。
・マウスピースを作成し、歯ぎしり、食いしばりを軽減することでエナメル質が傷つく事を防ぐ。
などの方法があります!最初の3つはご自宅で取り入れられる方法ですのでシミで悩んでいる方はぜひお試し下さい‼️
それでも症状が改善されない場合もあります。その時にはエナメル質が傷ついてしまった所を治療したり、場合によっては神経を取る処置を行います。
シミで悩んでいたり、日常生活で困っている方はいつでもご相談下さい‼️
冷たい物を美味しく食べて暑い夏を乗り切りましょう‼️