医療機関の当然の努めとして、日ごろから感染対策を徹底しております。
特に「院内で利用する水」に関してはこだわりがあります。

 

医療機関だからと言って特別な水を使っているわけではなく、一般家庭と同じ「水道水」を使っている医院がほとんどです。

 

そのような場合、水の中で細菌が大量に繁殖している可能性が高いと考えられます。免疫力が弱い小さなお子さんやお年寄りの場合、それが原因で感染症を引き起こすこともあります。

当院では患者さんを細菌から守るための取り組みの一つとして、手洗い用の水から治療用の水まで、院内で使用する水は全て中性電解水」を使用しています。中性電解水の特徴は下記でご紹介いたします。

 

 

中性電解水は、水道水に多く含まれる塩素イオンを電解し、殺菌力の強い「次亜塩素酸」を生成します。 この次亜塩素酸の効用によって、歯科医院で注意を払っている「B型/C型肝炎」を含む、ほとんどの細菌・ウイルスを10~30秒以内に殺菌、不活性化させることが可能です。

 

下記の図は、水道水(画面左)と中性電解水(画面右)で細菌を培養した際の細菌数の比較をしたものです。この実験が中性電解水の殺菌効果を証明しています。

 

 

上記の他、当院で行っている感染対策をご紹介します。

 

【普段から行っている取り組み】

■取り組み01
医療スタッフの感染対策の徹底
■取り組み02
全スタッフマスクの常時着用
■取り組み03
治療時のグローブ、ゴーグルの着用
■取り組み04
患者さまごとのグローブ交換
■取り組み05
待合室に空気清浄機を設置
■取り組み06
診療室や各種治療機器を消毒液で除菌
■取り組み07
器具は手洗いではなく、自動洗浄ジェットウォッシャーを使用
■取り組み08
患者さま用エプロン、コップは使い捨てを使用、使用済みはすみやかに廃棄
■取り組み09
患者さまごとに治療用器具(ドリル等のハンドピース含め)を交換・使用済み器具のオートクレーブによる消毒滅菌
■取り組み10
口腔外バキュームの使用
■取り組み11
診察台や操作パネル・ライト等の消毒液による清拭
■取り組み12
スタッフの頻繁な手洗いと手指消毒

 

【新型コロナウイルス対策で追加した取り組み】
■取り組み01
全スタッフのフェイスガードの常時着用
■取り組み02
ドアノブや取って、手すりを消毒液で除菌
■取り組み03
待合室における雑誌、マンガ、パンフレットの廃止
■取り組み04
定期的な院内の換気
■取り組み05
キッズスペースの利用休止
■取り組み06
受付に飛沫感染対策のビニールシート設置
■取り組み07
待合室では、ソーシャルディスタンスを取っていただいた座り方
■取り組み08
治療時のグローブ、ゴーグルに加えてフェイスガードの着用
■取り組み09
スタッフの出勤人数を減らした。予約枠も減らして、患者同士、スタッフが密にならないように配慮。

 

【患者様へのお願い】
発熱やのどの痛み、咳、息切れ、強いだるさ(倦怠感)などの症状や渡航歴などの問診票の記載をお願いしております。

 

★次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

 

☑風邪の症状や37.7℃以上の発熱が4日以上続いている
※解熱剤を飲み続けなければならない時を含みます
☑強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
※高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

 

「帰国者・接触者相談センター」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

 

【一般的なお問い合わせ】
その他、ご自身の症状に不安がある場合など、一般的なお問い合わせについては次の窓口にご相談ください。

 

「厚生労働省相談窓口」
電話番号:0120-565653
受付時間 9:00~21:00(土日・祝日も実施)
聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方
FAX:03-3595-2756