子供の歯並び改善

歯並びが悪化するのには「原因」があります！

なぜ歯並びが悪くなるかというと、現代人は小さいころから柔らかいものを食べているので顎に刺激がいかず、「顎」が適切に成長しにくいことが原因と言われています。狭い顎のスペースに大きい歯が無理矢理生えることで、歯並びはガタガタになるのです。

言い換えると、「顎の成長を促すアプローチ」をして、歯が適切に生えるためのスペースを確保してあげれば無理なく歯が顎に並んでくれるようになります。

「歯並び悪化を防止する歯科矯正用咬合誘導装置（T4k）」「悪い舌癖を改善する口腔筋訓練療法（MFT）」「ムーシールド／リンガルアーチ」。それぞれの特徴をご紹介します。

「歯科矯正用咬合誘導装置（T4k）」

つまり、この口周りの筋肉のバランスが悪ければ歯並びは悪くなり、バランスが良ければ理想の位置に自然と並んでいくのです。

T4Kは、お口に入れることで自然と口周りの筋肉を訓練しバランスを調整してくれますので、結果、歯が正しい位置に並んでいくことになります。

また、T4Kにはこれまでの矯正装置にはなかった特徴があります。

特徴１「取り外しできる」ため、お子さんへの負担が少ない

一般的な固定式の装置の場合、違和感や痛みが強くなります。この装置は従来の装置のような違和感と痛みはほとんどありません。また、取り外しできるため、固定式の装置と比べお口のケアがしっかりできますので、虫歯の心配も少なくなります。

特徴２装着は「日中1時間」と「就寝時」のみ

先ほどもお伝えしましたが、日中1時間と就寝時のみの装着ですので、装置を学校へ持っていく必要もなく、日常生活への影響はほとんどありません。

特徴３治療後、後戻りしにくい

「歯並びが悪くなる原因」を根本から取り除く治療となりますので、治療終了後の後戻りの可能性が低くなります。

特徴４将来的な矯正費用を抑えることができる

T4K治療後は、お口の環境が整いますので、新しく矯正治療が必要となった場合でも、治療期間が短くなるなど、良い効果が期待できます。そのため、成人になってから矯正を始めるよりも、矯正にかかる費用を抑えることができます。

装置に「インビザライン」も加わりました

悪い舌癖を改善する「口腔筋訓練療法（MFT）」

あまり知られていないことですが、口まわりの筋肉が弱くバランスが悪いと、舌で前歯が押され、受け口、出っ歯、開咬といった悪い歯並びになってしまう事があります。

そして、このような舌の癖があると、治療期間が長くなったり、矯正治療後に後戻りすることがあります。

目立たない装置「リンガルアーチ」

小さなお子さんをお持ちの親御さんへ

アメリカでは、歯並びの悪い子供を幼少期のうちに矯正治療してあげるのは親の責任だと考えられています。それだけ、その後の人生におけるデメリットが十分に理解されているのです。

歯並びの悪いお子さんを連れて来院されるお母さんを見ていると、矯正治療は親が子供にしてあげられる素敵なプレゼントだと感じることがあります。