知っていますか?
40歳以上の2人に1人が
「虫歯」「歯周病」で、
歯を失くしています。
40歳以上の2人に1人が
「虫歯」「歯周病」で、
歯を失くしています。
「予防の大切さ」は、全ての方にご理解いただけるわけではないのかもしれません。
事実、日本で予防のために歯科医院通っている方はごく少数しかいない状況です。
ですがこれを読んでいるあなたは、予防の大切さを理解している少数派に属しているはずです。
どうかこのまま読み進めてください。
ご存知でしょうか?
予防先進国と呼ばれている欧米に対し、日本は「後進国」と呼ばれています。
冒頭にも書いたとおり、日本では40歳を過ぎると2人に1人以上の方が「虫歯」と「歯周病」で歯を失っています。
全部で32本ある歯が、80歳になるころには平均8本しか残っていないのが現実です。
今はまだ大丈夫と思っているかもしれません。
ですが、後悔する時はいつか必ずやってくるのです。
この下に、各国で80歳以上の方の残っている歯の平均本数と、定期的に歯科医院でメンテナンスをしている人の割合を示したデータを載せました。
ご覧いただくと、スウェーデンでは80歳になっても平均20本以上の歯を残していることがお分かりになると思います。
この違いは定期検診やクリーニングを受ける習慣から生まれています。
日本だけ、明らかに定期検診・クリーニングを受ける割合が低いことが分かります。
欧米の方々は歯の大切さをよく理解しています。
そのため歯科医院に通い、予防プログラムを受けている方が多いのです。
当院が提供している予防プログラムは虫歯・歯周病のメカニズムを理解したうえで、科学的根拠に基づいて作られています。
このプログラムを実行してもらえれば、生涯を通して虫歯や歯周病に悩まされることはなくなり、80歳、90歳になっても自分の歯で食事を楽しめる可能性が出てきます。
しかしこのプログラムは、「歯医者に任せておけばOK」というものではありません。
歯科医院と自宅の両方で行ってこそ意味があります。
虫歯・歯周病にならないための歯科医院での処置、ご自宅でのケア、それぞれご紹介します。
虫歯は直接歯を見れば診断できますが、初期段階の歯周病は見た目の変化がほとんど見られないため、肉眼では判断できません。
そのため、CTという装置を使って検査をします。
CTは顎の骨格や歯を支える骨の構造を鮮明に写しだすことができるため、歯周病の有無を知るのに有効な検査です。
そもそもなぜ、虫歯や歯周病になってしまうのでしょうか?
それはケアが不十分なために、お口の中にいる細菌(歯垢/歯石)に感染してしまうことが原因です。
では歯磨きをちゃんとやれば完全に防げるのかと言うと、そうではありません。
残念ながら、自分の力だけではどうしても取り切れない汚れというものが存在します。
歯と歯の隙間や歯周ポケットに隠れた汚れなどです。
だからこそ、歯科医院でのクリーニングが大切になってきます。
歯科医院で行うクリーニングは、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と言い、歯石だけでなく、ヤニ汚れ、茶渋などの着色も一緒に落とすことができるため、歯本来の白さを取り戻す効果も期待できます。
当院では、あなた専属の歯科衛生士がご希望やライフスタイルを伺ったうえで、適切な予防プランをご提案させていただいています。
あなたの口腔内環境をよく理解した歯科衛生士が担当することで、適切な処置やアドバイスを受けられるようになります。
中性電解水は殺菌力の強い「次亜塩素酸」を生成するため、口腔内の細菌を死滅させて繁殖を防ぐ効果があります。
歯科医院で注意を払っている「B型/C型肝炎」を含む、ほとんどの細菌・ウイルスを10~30秒以内に殺菌、不活性化させることが可能です。
下記の図は、水道水(画像左)と中性電解水(画像右)で細菌を培養した際の細菌数の違いを表したものです。この実験により、中性電解水の威力が実感できます。
「歯科医院での処置」だけでは不十分だからです。
ご自宅でのケア、つまり患者さんの協力が必要なのです。
日頃から歯磨きをして清潔な状態にしていただかなくては、私たちの処置も意味がないものになってしまいます。
とは言っても、「歯科医院側でできることは行ったので、後はご自身でがんばってください」と突き放したりはしません。
ご自宅でのケアを徹底できるようにサポートすることも、私たちの役目です。
「本当に歯を大切にしたい」
「死ぬまでご自身の歯で食事を楽しみたい」
その願いを叶えるために、全力でお手伝いさせていただきます。
上のグラフは、80歳以上の方の残っている歯の本数と、それぞれの年間医療費を示したものです。
ここで分かるのは、残っている歯の本数が多ければ多いほど、医療費がかかっていない。つまり、健康な状態でいられているという事実です。
あなたにとって「歯」は、食事をするための道具にすぎないかもしれません。
もちろんそうなのですが、実は、「歯の健康=身体の健康」ということが最近の研究で明らかとなってきています。
例えば、認知症、糖尿病、心臓病、ガン、肺炎との関連が報告されています。
いかがでしょう?
「歯を失う=命にかかわる場合もある」という認識に変える時だと思いませんか?
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。