こんにちは!院長です。 突然ですが、皆さんは「歯医者」って好きですか?

……はい、聞こえてきます。「好きなわけないだろ!」「できれば一生行きたくない場所ナンバーワンです!」という皆さんの心の声が(笑)。

無理もありません。あの特有の「キーン」という音、何をされているのか見えない恐怖、そして口を開けたまま身を任せなければならない無防備さ。歯医者である私自身でさえ、もし自分が患者の立場だったら「喜んで行きたい!」とはなかなか思えません。

実は私も、たまに飲み会から帰ってくると「あー、今日はもう眠い……歯磨き面倒くさいな……」とソファの上で葛藤する普通の人間です(当院の優秀な歯科衛生士たちには内緒にしておいてくださいね!)。

さて、今日のブログは、「歯医者が怖くて、ずっと行けずに放置してしまった」「自分の歯がボロボロすぎて、先生に見せるのが恥ずかしい」と、一人で悩んでいるあなたに向けて書いています。

「こんなひどい状態になるまで放っておいて!」と怒られるんじゃないか。 「うわっ、汚いな」と呆れられるんじゃないか。

そんな不安で胸がいっぱいになり、当院のホームページやこのブログを、今まさにスマホでビクビクしながら読んでくださっているのではないでしょうか。

結論から言います。 まったく心配いりません。どうか、安心して、そのままのあなたでいらしてください。

今日は、歯医者が怖くてたまらないあなたが、少しでも「ここなら行ってみようかな」と思えるように、当院の「絶対にいきなり歯を削らない、安心の診療ステップ」について詳しくお話しさせてください。


誤解しないでください。私たちは「怒る」ためにいるのではありません。

「虫歯を何年も放置してしまって、歯の頭がなくなって根っこだけになっている」 「歯茎から血が出るし、口臭も気になって、人と話すのが怖い」

患者様の中には、ご自身の口の中を「見せるのが申し訳ない」と仰る方が本当にたくさんいらっしゃいます。 でも、私たち歯科医師や歯科スタッフは、ボロボロになってしまった歯を見て「どうしてここまで放置したの!」なんて絶対に思いません。

私たちがボロボロの歯を見たときに頭の中で考えているのは、ただ一つ。 「よし、この状態からどうやって噛めるようにしてあげようか?」「どうすればこの方が、また人前で思いっきり笑えるようになるだろうか?」ということです。

私たちは、いわば「お口の中の建築家であり、レスキュー隊」です。崩れかかった建物を前にして怒る大工さんはいませんよね?「腕の鳴る仕事だ、絶対に綺麗に直してやるぞ!」と燃えるだけです。

だから、恥ずかしがる必要は1ミリもありません。あなたが勇気を出して一歩を踏み出し、当院のドアを開けてくださった。その事実だけで、私たちは心から拍手を送りたい気持ちなのです。


当院に来たらどうなるの?~恐怖をなくす「お約束」~

「でも、行ったらすぐあの診察台に寝かされて、いきなり削られるんでしょ……?」

いいえ、違います! 当院では、よほどの緊急時(今まさに激痛でのたうち回っている等)を除いて、初診でいきなり歯を削るようなことは絶対にいたしません。

歯医者が怖い方にとって「何をされるかわからない」ことほど恐怖なことはありませんよね。 そこで、当院で行っている「安心のステップ」をご紹介します。

【1回目のご来院】まずはお話を聴かせてください!

① いきなり治療台には座りません!まずは「カウンセリング」から 初めてご来院いただいた日は、いきなり診療室の椅子に座っていただくことはありません。まずは、当院の優しいスタッフが、カウンセリングという形でお話をじっくりと伺います。 「いつ頃から痛いのか」「何が一番怖いのか」「どんな治療をしてほしい、あるいはしてほしくないのか」など、あなたの不安や希望を全部吐き出してください。相手は私(院長)ではなくスタッフですので、緊張せずにリラックスしてお話しいただけますよ。

② お口の中の「現状把握」(レントゲンとお写真) お話を伺った後は、今の状態を正確に知るための検査をします。レントゲン写真はもちろん、「お顔全体の写真」「お口の中の写真」を撮影させていただきます。 「えっ、顔の写真も撮るの?」と驚かれるかもしれませんが、これは治療後に「自然で美しい笑顔」を作れるようにするための大切なステップなのです。

③ 院長による「超・わかりやすい説明」&質問し放題タイム! 検査が終わったら、いよいよ私の出番です。 撮影したレントゲンやお口の中の写真を大きなモニターに映し出し、「今、あなたのお口の中で何が起きているのか」を、専門用語を使わずに、できるだけ優しく、わかりやすくご説明します。

「ここはこういう理由で虫歯になっているんですよ」 「ここはまだ大丈夫ですから安心してくださいね」

と、ご自身のお口の状況を客観的に見ていただきます。 この時間は**「質問し放題」**です。「治療期間はどれくらい?」「痛くないようにできる?」「ぶっちゃけ、費用はいくらくらいかかる?」など、どんな些細なことでも、納得いくまで何度でも聞いてくださいね。

※【もし、今日すでに激痛がある場合は…】※ 「ゆっくり説明を聞いてる余裕なんてない!今すぐこの痛みをどうにかして!」という方もご安心ください。 痛みがある場合は、その痛みを和らげるための「応急処置」を最優先で行います。お薬を出したり、噛み合わせを少し調整して痛みを逃がしたり、簡易的に歯の根っこの治療(神経の処置)をして、まずはホッと一息つける状態にいたします。

【2回目のご来院】治療の成功は「土台作り」から!

① 歯科衛生士による「プロの歯磨き指導(口腔衛生指導)」とクリーニング 2回目のご来院でも、まだ本格的な虫歯治療は始まりません(笑)。 「えー!早く治してよ!」と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

どんなに立派な家を建てても、地盤がドロドロだったらすぐに倒れてしまいますよね?歯も同じです。 お口の中の細菌(汚れ)がいっぱいの状態で無理やり被せ物をしても、すぐにまた虫歯になってしまいます。

そこで、2回目は当院自慢の歯科衛生士が登場します。 あなたのお口のプロフェッショナルとして、正しい歯ブラシの当て方や、あなたに合ったセルフケアの方法を優しくレクチャーします。そして、初歩的なクリーニングを行い、お口の中の細菌を減らして「治療が成功しやすい環境」を整えます。

② 担当医との「第2回・作戦会議」 お口の中が少し綺麗になったところで、もう一度私(担当医)とお話しします。 前回の検査結果をもとに、「こういう順番で、こんな方法で治していきましょう」という具体的な治療方針や計画をご相談し、最終決定をします。もちろん、ここでもあなたの同意がない限り、勝手に治療を進めることはありません。

【3回目のご来院】いよいよ治療スタート!

ここでようやく、本格的な治療のスタートです! この頃には、スタッフの顔やクリニックの雰囲気にも慣れ、「何をされるか分かっている」状態になっているはずです。初診の時のあの震えるような恐怖心は、きっとずいぶんと薄れていることでしょう。

治療中も、「痛かったら左手を挙げてくださいね」「少し響きますよ」と必ず声をかけながら、あなたのペースに合わせてゆっくりと進めていきますので、どうぞまな板の上の鯉になったつもりで(?)、安心して身をお任せください。


最後に。一番頑張らなければならないのは「今」です。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

歯医者に行くために、一番エネルギーが必要なのはいつだと思いますか? それは、治療の椅子に座っている時でも、麻酔の注射を打たれる時でもありません。

一番エネルギーが必要で、一番勇気がいるのは、「今、この瞬間に歯医者に電話をかける(あるいはネット予約のボタンを押す)こと」、そして「予約した日時に、クリニックの入り口のドアを開けること」です。

その二つのハードルさえ乗り越えていただければ、あとは私たちが全力でサポートします。 あなたの不安も、痛みも、コンプレックスも、すべて私たちが受け止めます。

「何年も放置してしまった自分」を責めるのは、もう今日で終わりにしましょう。 今日が、あなたのお口の健康を取り戻す「一番早い日」です。

ボロボロでも、恥ずかしくても、全然構いません。 スタッフ一同、とびきりの笑顔で、あなたからのご連絡をお待ちしております!

とりあえず、相談だけ、お話だけでも大丈夫ですよ。 お気軽にいらしてくださいね。