こんにちは。
いわまる歯科クリニック鎌ケ谷、院長の岩丸です。

院長プロフィール

いわまる歯科クリニック鎌ヶ谷のブログでは、歯医者さんでの治療内容について、患者様からご質問を多く受ける内容について、解説しております。

今回は、「インプラント、ブリッジ、入れ歯の特徴について」です。


当院では、「できる限り自分の歯を抜かずに保存して、長く使う」という事を目標に、精密検査の結果に基づいて治療のご提案を行なっております。自分の歯や神経を残す工夫については、こちらのブログをご参照ください。

MTAセメントを用いた神経の温存

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https://www.iwamaru-dc.com/root/

 

根管治療について(いわまる歯科クリニック鎌ケ谷)

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https://www.iwamaru-dc.com/root/


できる限り、自分の歯を残す治療を試みても、残念ながら、痛みや腫れなどの症状を改善するために、「抜歯」を選択する場合があります。

歯を抜いた後は、その場所に、「抜いた歯の代わりになるもの」を設ける必要があります。その方法がこれから紹介する「インプラント、入れ歯、ブリッジ」です。

それぞれについてご説明していきます。

 

まずは、入れ歯です。これは、ご自身で取り外しができる歯です。バネを周りの歯にかけて、人工の歯を取り付けます。

利点は、外して洗う事ができる、保険適応で治療を受けられる、手術がいらない、歯をそれほど大きく削る必要がない、ことなどです。欠点は、厚みがあって煩わしい、バネをかけた歯がダメージを受ける、取り外しが面倒、バネが見えてかっこ悪い、ことなどです。

 

 

次にブリッジです。これは、抜いた歯の両隣の歯を削り、数本つながった被せ物を接着剤でくっつけてしまう方法です。

利点は、取り外しではなく煩わしくない、手術がいらない、保険適応でも治療を受けられる、義歯に比べて自然な歯の形に近い、事などです。欠点は、失った歯の前後の歯を大きく削る必要がある、削ったつなげた歯が大きなダメージを受ける、清掃が難しい、などです。

 

 

最後にインプラントです。これは、歯を失った場所の骨に、人工のネジを埋め込んで、そのネジを支えにして、歯を取り付ける方法です。

利点は、前後の歯を削る必要がない、自然の歯に近い構造で歯を取り戻す事ができる、見た目も考慮した治療がしやすい、自分の歯と同じ様に噛む事ができる、ことなどです。欠点は、手術が必要、保険適応とならないので費用が大きくかかる、ことなどです。

 

 

治療法に「最高の方法」は、ありません。それぞれの選択肢の、「利点と欠点」をご理解いただき、ご自分に最もあった方法を選択していただく事が重要です。そのために、いわまる歯科クリニック鎌ケ谷では、「説明」の時間を大切にしております。お口の中が、ボロボロで困っている、という方は、ぜひ一度、ご相談ください。